先日、急におっぱい揉みたくなってきた。

お気に入りのおっパブに行くと、混んでると言うことで椅子に座って待つことにした。
すると、かなり飲んでる激しくハイテンションな40代後半くらいのおっさんが二人隣に座ってきた。
背広着ていかにもサラリーマンです、な格好。
こういう酔っ払いには関わらないのが一番なのだが。
運悪くその一人と目が合ってしまった。


A「兄ちゃん、こういうとこ良く来るの?」
私「まあ、時々です。」
B「おっキャリアだね。夜のエリートってやつだ!」
A「いやね、俺たちこう言うとこ始めてでっさ。何かいてもたってもいられなくて、自転車で来ちゃった。」
B「おっパブって、どこまでできるの?」
私「揉み、舐め、キス、この店はパンツの上からのお触りアリですかね。それと途中で女の子が交代します。」
A「ねえねえ俺の乳首とか舐めてくれないの?」
私「そういうのは、ヘルスとかソープとかじゃないすか?」
B「あっちゃー。ヘルスっていくらくらい?」
私「1万4、5千くらいですかねえ。」
B「あーー結構するなあ。いいや、俺もう最初からおっぱい揉みまくる!」
A「おいおい、君たち。おっぱいは右だけ舐めるようにしたまえよ。俺左舐めるから。」
B「心配すんなって。交代する時きっと乳首洗うんだからさ。こう、塩とか擦ってさ。」
A「あぁーー、そっかぁ!よし!OK!」

なにを思ったか、A氏いきなり立ち上がり小躍りしながら

A「もう俺どうにかなっちまいそう!爆発しそう!」

さらに靴を脱いで手に持ち、

A「ドア叩いていい?我慢できねえ!」
私「そしたら警察来ちゃいますよ。おっぱい揉めないっすよ!」

今度はA氏その場で垂直ジャンプ始める。
酔っ払いと言うより、ほとんど基地外である。

A「トイレ!トイレ!トイレ借りに入ってもいいよね!」
B「そりゃいいだろ。」

しばらくしてスキップするかのごとく軽やかに帰ってくる。

A「すごい!お姉ちゃん綺麗、おっぱいいっぱい!」

興奮を抑えることが出来ない様子。
おっぱいを揉むが如く、両手を突き出し指をくねらせる。
こう言うタイプの人間が犯罪を起こすんだ、と確信。
やがて我々の順番が回ってきて店内へ。

薄暗く大音響の店内で、私の反対側のテーブルに着いたおっさんたち。
ダッコちゃんスタイルで大音響下でも聞こえる奇声で、おっぱいをねぶっている。
薄暗い中でも女の子が嫌がってるのがありありわかる。
せめておっさんたちと仲間じゃないのが救いである。

A「おーい、兄ちゃん揉んでるーー?」

女の子の胸を後ろから揉みしだきながら、にこやかに手を振ってる。
やめろ!私を見るな!仲間だと思われるじゃないか!


絵:只野あきら 文:只野あきら(偽)

星井美希@アイドルマスター